二級建築士製図試験に模型は必要?作るメリットと時短の作り方

建築模型

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2026年度の二級建築士設計製図試験は、2026年9月13日(日)に実施されます。

今年の課題は「商店街に建つ併用住宅(木造3階建て)」で、6月下旬に公表されました。

学科試験の合格発表は8月24日頃のため、多くの受験生がこの時期から製図対策に本腰を入れています。

そこで気になるのが、「模型を作った方が合格に近づくのか」という疑問です。

この記事では、二級建築士の設計製図試験対策として模型を作るメリットと、時短で仕上げる作り方のポイントを解説します。

二級建築士の設計製図試験に模型は必須か

結論から言うと、二級建築士の設計製図試験そのものでは模型の提出は求められていません。

試験で評価されるのは、1階平面図兼配置図、各階平面図、床伏図兼小屋伏図、立面図、部分詳細図(断面)などの図面と、計画の要点等の記述です。

そのため模型は「試験本番の提出物」ではなく、あくまで学習ツールという位置づけになります。

模型を作るメリット

模型を作る一番のメリットは、平面図だけでは把握しづらい高さ関係や空間のつながりを立体的に確認できることです。

特に今年の課題である木造3階建ての併用住宅は、1階の店舗部分と2〜3階の住宅部分で天井高やスキップフロアの有無を検討する場面が出やすい構成です。

簡易模型を組むことで、階段の位置や吹き抜けの取り方が図面上で破綻していないかを早い段階でチェックできます。

模型作成にかける時間の目安

製図試験本番までの学習時間は限られているため、模型作成に何時間もかけるのは非効率です。

多くの受験経験者は、模型を「精密な完成模型」ではなく「検討用のスタディ模型」として位置づけ、1つあたり30分〜1時間程度で組み立てています。

スチレンボードを壁の高さに合わせてカットし、テープや両面テープで簡易に固定するだけでも、断面のイメージをつかむには十分です。

時短で作る建築模型の手順

手順 内容 目安時間
1 エスキスの平面図をベースに縮尺を統一してコピーする 5分
2 外壁・間仕切り壁の位置にスチレンボードを立てる 15分
3 各階の床を重ねて高さ関係を確認する 10分
4 階段・吹き抜け・バルコニーなど懸念点だけ検証する 10分

この手順であれば、1つの模型をおよそ40分前後で組み立てられます。

完成度よりも「破綻がないかを確認するスピード」を優先するのがポイントです。

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木造3階建て併用住宅で模型を作る際の注意点

  • 1階の店舗部分と2〜3階の住宅部分で耐力壁の位置がずれていないかを模型上で確認する
  • 木造3階建てでは階段や竪穴区画の位置が採点上重要になりやすいため優先的に検証する
  • 敷地の高低差や接道条件がある場合は配置図と模型の向きを必ず一致させる

これらのポイントは、日建学院などが実施する模擬試験の課題でも繰り返し出題される傾向があります。

2026年9月5日(土)には全国統一公開模擬試験が実施されるため、直前の総仕上げとして活用するのも一つの方法です。

よくある質問

Q. 模型がなくても合格できますか?

模型の提出は試験の合否には直接関係しないため、模型なしで合格している受験生も多くいます。

ただし、立体把握が苦手な方にとっては、模型を使った検討が図面のミスを減らす助けになります。

Q. どんな材料を使えば手早く作れますか?

厚みのあるスチレンボードとカッター、両面テープがあれば、検討用の簡易模型は十分に作成できます。

精密な仕上げ用の模型とは異なり、接着剤の乾燥時間を待たずに組み立てられる方法を選ぶと時短につながります。

Q. 模型を作る時間がない場合はどうすればいいですか?

時間が足りない場合は、模型を全体ではなく懸念のある部分(階段まわりなど)だけに絞って部分模型を作る方法が有効です。

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